ごはん食健康データ

制作・著作 公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構

Takayama Cohort Study

高山コホート研究は、岐阜県高山市と市内の関係機関の協力の下、岐阜大学が実施しているコホート研究である。約35,000人が研究に参加した。女性では米の摂取量が多いと脳卒中の死亡リスクが高くなる傾向を示したが、年齢調整によりその関連は消失した。ただし食事のGlycemic Index:GI値は多変量解析を行っても女性の脳卒中死亡のリスクを上昇させていた。また同じ追跡期間で食事バランスガイドの順守状況と死因別死亡との関連をみた結果、女性では遵守状況が高いほど総死亡率、非脳・心血管系/非がん性死亡率、脳・心血管疾患死亡率が低くなったが、男性では関連を認めなかった。